AltPlus

2013/05/31  Category: works,web

ソーシャルゲームの企画から開発、運営までを行っている 株式会社オルトプラス(AltPlus Inc.)のコーポレートサイトのリニューアルを行いました。

 

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オルトプラスは、2010年の設立から 『ダービーズキングの伝説』 や 『精霊ファンタジア』 などのヒット作を続々とリリースし、たった3年(2013年3月)で東証マザーズへの上場と、急成長を続けているゲーム開発会社です。社名の由来は、キーボードの 「Altキー」。Altキーは他のキーと一緒に押すことで、違う役割がつくられることから、一緒に仕事する人やユーザーなど、“オルトプラスと何かが加わることで、今までとは違うエンターテイメントが生まれてくる” という意味が込められています。

 

・ビジョンは世界No1のソーシャルアプリケーションプロバイダー
・企業理念は 『Be first. Be fast. Be smart.』 (最初に、速く、洗練されたものを作る)

 

ソーシャルゲームとしてのサービスを知り尽くし、スタッフ全員が 「3日変化がないとユーザーが離れる」 というシビアな状況を楽しめる風土の中、少人数のチーム性で日々細かくPDCAを回転させるスタイルは、主役はユーザーであり、サービスをつくる社員であり、日々ソーシャルの上で起きる出来事であるという、強いビジネスコンセプトに基づいてます。サイトデザインでは、それらを活かす場所としての 「空間」 「創造性」 をデザインキーワードとしました。

 

サイトのコンセプトは “クリエイティブが生まれる場所” 。サイトに来た方に「創造性」を感じてもらい、またクリエイティビティを引き立たせるために、「空間」 を意識した余白を感じる構成を心がけて、サイトのデザインがつくられました。
また、カラムを分けて情報を整理し、全画面対応のスライダーを実装することで、空間と余白をいかした、シンプルで洗練されたデザインになっています。コンテンツや情報や人が主役であり、サイトはそれを活かすための入れ物といった考えなので、デザインは主張せず、空間が広がっていくようなイメージづくりを行っています。

 

代表の石井さんのインタビューでも、「個人の優秀さとチームワークが大切。個々人が活躍できるフィールド、サービスをつくることで、全体をマネージメントして統率していく。」 「毎日、ライブをやっているようなもの。お客さんに向かって発信していく熱量が大切。1人でも熱い人がいればいい。」 と語られているように、もっとも時代にフィットしつつ、ソーシャルゲームの成長とともに、歩んでいる会社の1つがオルトプラスです。
そこでデザインに求められるのは、その空気感を感じてもらいながら、見えにくいクリエイティビティをしっかりと伝えること。そして、そのクリエイティビティはオルトプラスがリリースする作品1つ1つだけではなく、彼らのビジネススタイルまで及んでいることを感じてもらうこと。

 

“クリエイティブが生まれる場所” からは、これからのビジネススタイルも生まれているのです。

 

 


Kappa

2013/04/15  Category: works,web,design,recommend

イタリアのスポーツ用品専門ブランド「Kappa」の公式ブランドサイトをリニューアル。これまでのKappaのブランドイメージを残しながら、Cool・Fashionといった要素をプラスし、黒のエリアを印象的に使ったシックなデザインで、サイト全体を大人で高級感のあるスタイリッシュな印象に変えました。

 

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ギリシャ文字の「κ 」(カッパ)は、天に向けられた手のひらを表現したと言われています。勝利を祝うかのような力強いポーズがスポーツの象徴として最適であるということから、ブランド名に “勝利” の意味をこめて 「kappa」 と名付けられました。
ロゴマークの 「背中合わせの男女」 は、人間の原点である “アダムとイブ” のモチーフであり、常に原点に立ち戻ってスポーツと人間を考える姿勢を表現しながらも、イタリアらしい大人の色気をもったスポーツブランドです。

 

今回のKappaブランドサイトのリニューアルでは、Kappaブランドの浸透と構築を第一の目的に掲げつつ、いかに商品の購買にまで結びつけるかを考えて計画されました。

 

まずはユーザーの中にあるブランドイメージを育むために、Kappaのブランド価値を整理する作業から始まりました。
これまでのKappaは 「SEXY/SPORTS/大人/イタリア/硬派/人間味」 といった、少し堅い印象のブランドイメージでしたが、ライフスタイルの変化や新しい事業展開に合わせて整理を行い、「SEXY/SPORTS/大人/イタリア」 のキーワードは残しながら、硬派/人間味のワードを 「COOL/Fashion」 に置き換えることで、ハードなスポーツブランドのイメージから、Kappaが新たに目指すカジュアルスポーツのイメージを訴求しています。

 

次にブランドカラーの意味付け、再構築も行いました。Kappaの赤には、エネルギーと情熱のイメージ、イタリアの遊び心と自由さが表現されています。色彩は人が最も記憶しやすく、印象に残りやすい要素なので、サイト上でこの赤をいかに新しいセンスで伝えて行くか?ということに重点を置きました。

 

既存のKappaのブランドイメージを無理なく、クールでスタイリッシュな印象にブラッシュアップしていくために、白や黒のエリアを大きくとることで落ち着きを持たせ、シンプルですっきりとしたデザインの中で、赤を効果的に見せることに。これによって、下層ページでメインビジュアルに色が大きく入ってきた場合にも、色彩のバランスが取りやすくなると考えました。

全体のトーン&マナーとして3案ほど作成し、最終的に黒のエリアをいかしたシックなデザインに。無彩色をベースにすることで、サイト全体を大人で高級感のある雰囲気に変え、ブランドカラーである赤はポイントで使用することで、印象に残る色として機能させています。

 

これらのブランディングの再構築とデザイン戦略を踏まえ、リニューアルしたKappaブランドサイトでは、ブランドイメージを育み高めながら、ユーザーが意思決定を単純化できるよう、「FOOTBALL」 や 「GOLF」 など各カテゴリーからシーズンごとの商品紹介ページに自然と導き、製品やサービス情報を整理したサイト構造になっています。

 

Kappaブランドサイトでは今後、SS/AWのシーズンごとにビジュアルも大きく入れ替わるため、その都度ブランドイメージを強化することができる “イメージの器” としての機能も持っています。事業の変革期にあるKappaにとって、新しい挑戦を知ってもらうためのサイトでもあるので、シーズンごとの更新など、今後もご注目ください。

 

 


carpetroom カーペット読経

2013/03/04  Category: works,web,design

カーペットに関する情報をコンテンツで提供するWebマガジンサイト 「carpetroom」 にて “カーペット読経” コンテンツを公開。
本サイトのコンテンツプロデュースはバーグハンバーグバーグ、カニカピラにて企画から運用・更新まで担当しています。

 

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「カーペットをお経で供養しよう!」 とバーグハンバーグバーグさんからコンテンツ案が上がってから1年以上の準備期間を経て、ようやく完成した “カーペット読経”。企画に協力してもらえる心の広いお寺とお坊さんに巡り会うまでに半年、許可をもらって実際に撮影が実現するまでにさらに半年、企画倒れの危機をカーペット愛で乗り越え、公開することができました。
 
本コンテンツは、ちょっとふざけながらもカーペットの優れた機能を伝えるといった、サイト内でも重要な役割を担っています。
企画当初はオリジナルのお経を作っていましたが、残念ながら不採用になったお経の一部を以下にご紹介します。

 

  (チーン)
    カーペットーめっちゃいいー フローリングよりーめっちゃいいー
    いろんな面でーみんなの知らないメリットがーあるー
    今日はーそのメリットをーお経にーのせてーみたーいー
  (チーン)(ポクポクポクポク・・・)
    第一にーカーペットはーホコリがーまわーないー
    カーペットにはーアレールギーの原因にーなりそうなイメージがあるーけどー
    実はーフローリングの方がーホコリがーまうー
    赤ちゃんがハイハイするー床上30cmがー 一番ほこりがおおいー
    フローリングはー誰かがー歩くたびにーホコリがまうー
    カーペットはーホコリがー吸着してーまわないー
    まうホコリのー量はー フローリングはーカーペットのー3倍ー
    フローリングはーホコリがーめっちゃまうー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    フローリングはスリッパで滑るけどー フローリングは犬も猫も滑るけどー
    カーペットーで滑ってもー衝撃吸収するからー安全—
    フローリングは怪我したりー痛いけどー カーペットは転んでも安全ー
    フローリングは痛いけどー カーペットは安全ー
    みんなのことを思うとーカーペットをすすめるのがー世のため人のためー
  (チーン)
    カーペットをすすめてーいい人だとー思われたいー
    カーペットをすすめてーみんなからー尊敬ーされーたいー
  (チーン)

 
仏教の理念上、カーペットのお経をあげるのはNGとなり、お寺や関係各位に迷惑のかからない内容に変更。最終的に、お経ではなく、カーペットを供養する“ 表百 ”(願主から依頼を受けて、導師や表白師がその法会や修法に際して、その趣旨を述べる美文調の文章のこと)を作成して、お坊さんに唱えてもらうことになりました。

 

今回、企画に全面的に協力してくださったのは、超宗派仏教徒のインターネット寺院として話題の「彼岸寺」創設メンバーで、西浅草・緑泉寺住職の青江覚峰さん。暗闇のなかで行う食育イベント「暗闇ごはん」の主催や、著書「お寺ごはん」を刊行されるなど、ご活躍中のご住職です。

 

カーペット読経の撮影後、青江覚峰さんから、 「もっと遊び心がふんだんにあるものでもいいかと思います。堀田さんお二人(carpetroom運営の母体となる堀田カーペット社長・堀田繁光さんと、カーペットルーム社長・堀田将矢さん親子)が、ポカンとするところなどにSEが入ったり、全体にBGMが入ったりするともっと面白いのではないかと感じました。」というありがたいお言葉をいただき、アドバイス通り音もプラスし、より面白さが際立ったコンテンツに仕上がりました。

 

ちょっとふざけてるけど、実はカーペットルームでいうべきことを、一番言っているコンテンツ。それが “カーペット読経” です。

 

 

2013年も “異種格闘技戦” や “お悩み相談室” コンテンツなど、ゆるやかに更新していきますので、どうぞお楽しみに。

 


レコチョク Webストア

2012/12/05  Category: works,web

Android や iPhone などのスマートフォンや、タブレット対応など、これまでに様々なデバイスで楽曲ダウンロードサービスを提供してきた 「レコチョク」 が、ついにPCでも楽曲の試聴・ダウンロードが可能になりました。それに伴い、カニカピラではPC向けWebストアのデザインとコーディング、JavaScriptの実装を担当しています。

 

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レコチョク初のPC 向け音楽配信サービスは、スマートフォンと同様、最新J-POPから洋楽・K-POPまで豊富なジャンルにわたる約100万曲を配信。シングルのほかにアルバムも取り揃え、収録曲をまとめて一括ダウンロードすることも可能です。 また、購入した楽曲は、購入した機器に関わらず、スマートフォンや、PC、タブレット、ニンテンドー3DSなどの複数の機器で、追加料金不要でダウンロード可能になりましたので、機器や携帯キャリアを問わず、いつでも気軽に楽しむことができます。

 

カニカピラではAndroid 向けに展開している音楽ダウンロードアプリ 「レコチョク」 も2011年に手がけていますが、今回のPC向けのWebストアは、スマホ向けのものとは別ものとして、一からデザインを行っています。
情報量が多いサイトのため、楽曲情報やジャケット写真は整理して表示させながらも作品画像が映えるよう、レコチョクのピンクを差し色に効かせたシンプルなデザインに。また、第2フェーズで機能拡張を行う際、ユニットやコーナーの増加にも対応しやすい拡張性と、快適な動作を実現するための構造や容量の最適化を意識したデザインに仕上げています。TOPページにはメイングラフィックになるバナーのスライダーを中心に、「PUSH(イチオシ)」や「NEW(新着)」などの最新の楽曲情報が表示されるカルーセルスライダーを実装し、一画面の中でも情報を整理してユーザーに伝えられるよう、JavaScriptの機能を取り入れています。

 

今まで以上に手軽に音楽を楽しむことができますので、アプリ同様、Webストアもぜひご利用ください。

 

 


アソビズム

2012/10/18  Category: works,web,recommend

『ドラゴンリーグ』 や 『戦国リーグ』 などのソーシャルゲームの開発や運営を手がけている 株式会社アソビズム のコーポレートサイトのリニューアルを行いました。個性豊かな会社のブランディングの一環として、美しく楽しく心に響くようなサイトをデザイン。「あ」の動きの表現や、ボールのはじけ方やリズムなど、随所にこだわった作りとなっています。

 

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クリエイティブとオリジナリティ、そして“アソビゴコロ”を大切にするアゾビスムは、単にゲームをつくっているのではなく、その先にあるコミュニケーションやライフスタイルをつくっていくことを標榜する、クリエイション主導のゲーム会社です。“オモシロイものをつくり続ける”というマインドのもと、何よりもつくることを優先し、厳しく楽しくゲーム制作に邁進する、そんなアソビズムさんの志ある方向性を示唆し続けられるブランドサイトを目指しました。

 

ヒアリングの段階で出てきたキーワード、「 “つくる” と “こわす” 」 「変化していく」 「つくり続けていく」 「アナログ感」 「シンプル」 「ひっかかりがある」 などの中から、社内にボルダリングスペースがあったり、柱がホワイトボードになっていたり、木や植物が多いなど、のびやかで楽しい社風も考慮して、サイトコンセプトを 「洗練されたのびやかさ」 としました。
のびやかな自由さが感じられる一方、クリエイションへの厳しさ、仕事への真摯な姿勢など、会社の雰囲気をそのままサイトに落とし込むこと、それが何よりもブランディングになるのでは!というのが今回のサイト制作のベースにある発想です。
 
また、日本古来のひらがなを用いたアゾビスムの「あ」のロゴは、ゲームやコンテンツを通じて日本独自の文化や企業感を世界へ発信するシンボリックなものとしてデザインされたもので、「あ」の持つ柔らかさと、ひらがなの持つオリジナリティは、アソビズムの企業イメージそのものを表していると言います。サイトをデザインするにあたって、そんな想いが詰まった「あ」を、まずはいかにしてシンボリックに、チャーミングに表現するかに力点をおいて構成していきました。

 

有機的な動きを「あ」に加えることによって、ロゴに込められた意味をよりストレートにインパクトをもって伝えたいといった意図から、http://www.blobsallad.se/の動きなどを参考に「あ」のモーションを計画。生まれては変化し、次々とつくり変えられていくクリエイションの様子を、画面全体の大きな演出として、下降しては弾けるカラフルなブロックの表現を使って設計しています。

 
最終的に、ロゴが目を引くTOPページでは、上から降ってくるモノクロのブロックが「あ」の文字にぶつかったり、スライドするコンテンツにぶつかると、たちまちカラフルな複数のブロックに変化し、はじけ飛ぶような演出が加わっています。「あ」の文字やブロックはマウスで触ることができ、眺めて楽しいだけではなく、ユーザーに飽きさせない仕組みになっています。下層ページでも、ブロックをマウスでドラッグすると動かすことができ、チカチカ反応します。こうした様々なギミックとデザインを一体化させることで、アソビズムさんの持つ 「洗練されたのびやかさ」 を実現していきました。

 

デザインからJavaScript によるアニメーションの演出にいたるまで、細部にわたって緻密に表現し、サイトの重さ対策や、iphoneでの最低限の閲覧、WordPressでの更新など、技術的にも多くの課題と要望をクリアしてのリリースとなったアソビズムのコーポレートサイト。今後、このサイトがアソビズムさんの楽しいストーリーを紡いでいくためのベースとなって、発信起点となることを、カニカピラ一同、楽しみにしています。

 

 


シークレットガールズ シーズン2

2012/08/16  Category: works,web,entertainment


2011年より、フジテレビの無料動画サイト 「見参楽(みさんが!)」 での配信や、小学館『ちゃお』の付録DVD「ちゃおちゃおTV!」で展開されていた 『シークレットガールズ』。実際のアイドルとしてCDデビューを果たすなど、人気を博したドラマの待望の続編となる 『 シークレットガールズ シーズン2 』 の公式サイトを制作しました。

 

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アイドリング!!!メンバーの伊藤祐奈さん、橋本楓さん、朝日奈央さんが主演するドラマ 『シークレットガールズ』 は、彗星のごとく現れた5人組スーパーアイドル “ シークレットガールズ ” が、ごく普通の中学生活やプライベートを秘密にして、中学生とアイドルの二つの顔を使い分けながら、恋や夢に向きあうストーリー。今作のシーズン2では、普通の女の子と同じように悩みながら、成長していく彼女たちの前に、ライバルとなる “ 3ign(サイン) ” が登場し、試練に立ち向かうストーリー展開が見どころです。

 

前作の 『シークレットガールズ』 では1ページだった番組サイトも、ストーリームービーやPVの配信、ドラマ内で登場する様々なアイテムのグッズ展開など、ドラマの世界から飛び出して実際にCDデビューを果たした彼女たちの活躍に合わせて、複数ページのサイトにリニューアル。前作から一新したシークレットガールズたちの80年代風のポップなファッションをヒントに、シャーベットカラーのカラフルな色使いと、80年代をイメージした三角や四角を切り抜いたグラフィカルなアイコンで、夢を追いかけて成長していく女の子たちにぴったりな、元気でさわやかなデザインに仕上げています。

 

 

サイト内のゲームコンテンツには、1日5回ずつ回せるガシャポンから、ドラマに出てくる “ スクモバ ” や “ カチューシャウィッグ ” などのアイテムを集めて、シークレットガールズたちの支度部屋を飾っていくゲーム 「シークレットガシャポン」 が登場。 ドラマに出てくる支度部屋の雰囲気に合わせて描いたイラストで、ゲーム中もシークレットガールズの世界観が楽しめます。 アイテムを揃えるとオリジナル壁紙がもらえたり、カードコレクションに挑戦してさらにアイテムを集めると賞品の応募もできますので、毎日シークレットガシャポンに挑戦してみてください。

 

 

 

『 シークレットガールズ シーズン2 』 は全8話。「見参楽(みさんが!)」 では2012年7月~2013年4月まで、毎月23日に1話ずつ(7月のみ2話分)配信されます。ドラマの視聴方法や更新情報など、詳しくは公式サイトをご覧ください。

 


もやしもん リターンズ

2012/08/06  Category: works,web,entertainment


講談社「イブニング」にて連載中の人気コミック 『もやしもん』 。フジテレビの深夜アニメ枠 “ノイタミナ” (毎週木曜24:45~放送)にて、2012年7月から再びTVアニメ化されている 『もやしもん リターンズ』 の番組公式サイトのデザイン、Flash、コーディングを手がけています。

 

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“オリゼー” をはじめとする可愛い菌がサイト上のあちこちに登場するにぎやかなデザインと、フラスコから菌たちがふわふわと漂って浮遊するアニメーションで 『もやしもん』 の楽しい世界観が再現されたサイトです。下層ページは、グローバルナビ部分は常に表示させつつ、スクロールしても動きのあるJavaScriptを使うことで、ページ遷移の見やすいサイトに仕上げています。
TOPページではクリックするとイベントが発生する隠し要素を3つ入れていますので、どこにあるか探してみてください。

 

簡単に作れる発酵食品の作り方を教えてくれる“かもたべ”や、キャストのスペシャルコメントやPC壁紙などがダウンロードできるスペシャルページも随時更新しています。その他にも、フジテレビではYahoo!モバゲーでかわいい菌を集めてかも(醸)すゲーム“ ネットでガチャガチャ もやしもん ” でアニメと連動したイベントを開催していますので、こちらもチェックしてみてください。

 
(c)石川雅之・講談社/「もやしもん リターンズ」製作委員会

 

 


バリバラ Barrierfree Variety Show その2

2012/06/14  Category: works,web,design,recommend

カニカピラがロゴやメインビジュアルの他、本編オープニング映像やWebサイトを手がけている、NHKの番組「バリバラ」(Eテレにて毎週金曜21:00~放送中)。今回は各デザインの考え方について、詳しくご紹介したいと思います。

 

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前回のブログでも触れましたが、「バリバラ」のビジュアル表現の目的は、社会が障害者に抱いている既成イメージを変えていくこと。障害をウィークポイントではなく、チャームポイント(個性・感性・才能)として表現することでした。
ウィークポイントを補うための能力アップ、感じ方の多様化、コミュニケーションスキル、人としての深みといった、障害を持つ方が自然に身につけてきたプラスの感性を個性として捉えることで、視聴者の価値観を、楽しくゆさぶるようなビジュアルを生み出す。これが『バリバラ』のビジュアル表現の骨子です。

 

落語家 福点さん(視覚障害)

 

オープニングでは、障害者の方のそれぞれの障害や個性にあわせてヒアリングしながら、特徴を前向きにとらえたビジュアルを作っていきました。撮影現場では、皆さん非常に協力的で、「バリバラ」の番組意図に共感して、撮影を楽しまれていたのが印象的でした。

 

オープニングの役割は、視聴者にまず興味をもってもらうことだと考えていました。オープニングが「?」「!」であったとしても、本編を見て番組内容や意図の理解を深めてもらううちに、オープニングでの違和感やインパクトを「そうか!」 に変える瞬間を作る。そうしたストーリーで番組全体のコミュニケーションをデザインしています。

 
 

また、番組のメインMCで登場する4人ついては、「バリバラ」の未来の価値観を切り開いて行く存在として、ファンタスティックフォーのような異形のヒーロー、ヒロインとして位置づけています。

 

バリバラの女王 大橋グレースさん(多発性硬化症)

 

●大橋グレースさん(多発性硬化症)、設定は恋多きバリバラの女王。
ギリシア神話に登場するメデューサ(ヘビの髪の毛と、見たものを石に変える能力を持つ)がモチーフです。髪の毛のヘビが人の手になっていて、沢山の人の手が彼女をささえています。

 
 

他のMCの方も、様々な設定を作ってビジュアルに落とし込んでいきました。
 

●玉木幸則さん(脳性麻痺)、設定はバリバラの知恵袋。
障害を超越しているが、燃費が悪くおっちょこちょい。超人ハルク+ヨーダをモチーフにした、河童のような一見不思議な容姿だが、実は思慮深い。

 

●大西瞳さん(義足のスプリンター)、設定はバリバラのお色気キャラ。
義足を武器にして、障害をものともせず、ぐいぐいと進んで行く。運動能力抜群で元気、ナイスバディ。

 

●山本シュウさん、設定はバリバラのムードメーカー、コミュニケーター。
世話焼きでおしゃべり好き。コミュニケーション能力が高く、無駄な所にまで首をつっこんでいく。おせっかいが必殺技の少し変わったヒーロー。

 
 

 
 

続いて、ロゴデザインに込められた意味、背景をご紹介します。


バリバラのロゴは、トライバルタトゥーをモチーフにした、団結のサインを表す“ トライバルロゴ”です。タイリングして使用するなどの法則性があり、単体での使用とは別に、目印をつけたり境界を区切ったりと、様々な使い方が可能です。コミュニケーションの濃さや、仲間意識なども表現できるマークとして制作しました。

 

 

トライバルタトゥーは世界各地で見られる共通の行為として知られています。彫られている時の忍耐や痛みの恐怖に打ち勝つ勇気を経て、社会的ステータス、呪術的な地位を手に入れたと考えられています。こうした背景は、障害者の方々がこれまで培ってきた「歴史」ともリンクすると考えました。
差別を受けながらも、自ら闘って権利を勝ち取ってきた歴史。決してキレイごとではなく、泥臭い歴史があるからこそ、そのつながりの先に『バリバラ』がある。『バリバラ』もその前身となる『きらっといきる』でのトライ&エラーを経てたどりついた番組でもあり、番組制作スタッフの方々の想いがつまった番組です。これらの歴史や想いを“ トライバルロゴ ”に込めました。

 

また、“ 社会が障害者に抱いている既成イメージを変えていくこと “に直結するストレートなイメージ作りのため、メインカラーには赤を選択しました。地味・かわいそうといった従来の福祉のイメージを変えて行くアンチ福祉色、隔てられてきた健常者との壁を内側から壊すための強い色。バリアフリー革命のプロパガンダカラーです。

 
 

「障害をチャームポイントとして表現した人物」 、「トライバルロゴ」、 「アンチ福祉色の赤」の各要素を元に、バリバラのメインビジュアルではロシア構成主義の考え方をベースにした、明快な色と図柄によるインパクトを重視した画面作りを行っています。

 

 


抽象性、革新性、象徴性などを特徴とするロシア構成主義は、1910年代半ばのロシアの社会主義革命と連動して発展した芸術運動で、今日のデザインの原型を作ったとも言われています。「バリバラ」も“ 社会が障害者に抱いている既成イメージを変えていく ”という、小さくて大きな革命を目指している番組のため、そうしたロシア構成主義の時代背景や、幾何学的なリズムと強さに重点を置いたデザイン要素は、画面作りのベースとなるモチーフに最適でした。

 

番組の主役である「人物」を中心に、画面を大きく切り取る構図、直線的で幾何学なモチーフ、要素を拡大解釈して強調した画面構成は、ポスターや駅貼り広告、ステッカーなどの広報ツール、番組本編のオープニング映像、Webサイトなど、共通するグラフィックパターンとして使用されています。オープニングでは、グラフィックを変形させてフレームにするなど、構図を動きで再構成しています。

 
 

また、Webサイトでは番組の受け皿として、視聴者の意見を拾い上げコミュニケーションを循環させることが求められました。

「 番組を見る → 視聴者が番組やテーマについてどう思っているのか投稿する → 掲載 → 掲載を見た他の視聴者が意見をおくってくれる → 番組などにも反映される 」 といったコミュニケーションの循環させることがテーマです。様々な条件の方がサイトを利用することが想定されたため、ユニバーサルデザインを考慮したデザインの調整を行っています。

 
下記はその一例です。
 

●アイコン
文字を読まなくても伝わるものは、できるだけ絵でわかりやすく明快に伝わるように工夫。

●カラーコントラスト
色覚の個人差を問わず情報の判別が出来るよう、色で区別させたり、同じようなトーンの色を使って見えにくい状態を避ける。

 

●文字サイズ
通常よりも大きめの13pt、もしくは15ptで本文などサイト全体を制作。
 

●テキストデータ
視覚障害の方など、音声読み上げソフトを使ってサイトを閲覧している方も多いので、サイト情報は出来る限り、画像ではなくテキストで構成。
 

●プルダウンメニューは未使用
プルダウンメニューはインターフェイスとして難点があるため投稿などで必要な場合は、選択式のラジオボタンを使用。

 

リリース後、バリバラR(ラジオ)の文字起こしなども視聴者の要望によって実現されています。

 
 

 
 

最後に、バリバラには進行役として、もしくは番組の中身に関係なく、自分の好きなタイミングで好きなことを言って消えて行く、キャラクターたちが登場します。

●イトーさん:知的障害の設定、天使のように純真でいて、突然真理を言い当てるキャラ。伊藤愛子さんのナレーション。
●カンベさん:発達障害の設定、よくしゃべる、我が道をいく、空気が読めない(読まない)キャラ。神戸浩さんのナレーション。
●アイちゃん:視覚障害の設定、たまに登場して恥ずかしがる、無駄にお色気のキャラ。はるな愛さんのナレーション。

 

このキャラクターたちには、あえて大きな意味や役割をもたせていません。彼らは全体の中で唯一自由に活躍する存在です。ガチッとした番組構成、デザイン構成の中で一服の清涼剤として、自由気ままに動いて話して、番組にヌケ感をつくって欲しいと思っています。

 
 

 

2012年4月にスタートしたバラバラは、今日現在(2012年6月)で放送開始から2ヶ月を過ぎました。ネットでの賛否両論含めて、時には波紋を呼ぶこともあるかもしれません。でも、出演者の玉木さんなど障害をもった方々の考え方が、バリバラの番組コンセプトを下支えしているような所もあり、そういったことも含めて「No Limits」が掲げられる、決してNHKが一方的にやっているものではないということもバリバラを構成する大きな要素だと思っています。

 

これはぼくが個人的に思うことですが、例えば、玉木さんの場合、地頭が良いということはもちろんですが、加えて障害があることで、それだけ多くの考える機会を得て来たという、大リーグボール養成ギブスのような負荷を受けてきたからこそ気づく知性、感覚もあって、障害=マイナス、というのは少し想像力に欠けているのではないかと感じる機会がありました。
できないことがある分、できることが増えるのも真理なので、もちろん、障害は多種多様で一概にくくることには無理はあるのですが、障害がもつプラス面にも想像力を働かせてみると、ぼくらの暮らしはもう少し楽しく生きやすくなるのではないかなと思っています。

 

バリバラは障害者をテーマにした番組ですが、本当はもう少し広く、人の見方、見立てについての番組なのだと思います。そして、これは他人事ではなくて、今、自分や自分の身近な人に起きている主題を扱っている番組でもある。そう感じてもらいたい、、、というのがぼくの気持ちでもあります。

 

カニカピラでは、毎週Webサイトの更新も行っています。グレースさんの連載コラム、はるな愛さんがパーソナリティーを務めているラジオ「バリバラR」のページも楽しいのでチェックしてみてください。目指す所は遠いですが、多くの人に障害者についての興味や関心を持ってもらおう、というのがバリバラの目指すファーストステップなのだと思います。皆さんの声が制作チームの励みになることは言うまでもありません! (姉川)

 

 


バリバラ Barrierfree Variety Show 

2012/04/18  Category: works,web,design,recommend

2012年4月6日(毎週金曜日21:00~)からNHK・Eテレにて 『バリバラ ~障害者情報バラエティー~』 の放送が開始されました。カニカピラでは、番組ロゴ、オープニング映像、キャラクターなど、本編で使用されるビジュアルから番組サイトまで、ほとんどのクリエイティブを制作しています。

 

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『バリバラ』 は、1999年からNHK教育(Eテレ)で放送されていた福祉系情報番組「きらっといきる」内の企画「バリバラ~バリアフリー・バラエティー」がレギュラー放送化したもので、これまでの“障害者=真面目、がんばる”という既成のイメージを打ち壊すために「No Limits」をかかげる日本のテレビとしてはかなり刺激的な情報番組です。

 

番組は次のようなコンセプトに基づいて製作されています。「バリバラ=“バリアフリーバラエティー”、恋愛、仕事から、スポーツ、アートにいたるまで、日常生活のあらゆるジャンルについて、障害者が “本当に必要な情報” を楽しくお届けする番組。モットーは “No Limits(限界無し)” 。これまでタブー視されていた障害者の性やお笑いのジャンルにも果敢に切り込みます。本音をとことんぶつけあい、一緒に笑って、一緒に考えて、本気でバリアフリーな社会を目指します!!」
VTRにはコント風の再現ドラマや突撃リポートなど、障害者の日常を視聴者に分かりやすく伝えるバラエティ的な演出の工夫があり、スタジオには様々な障害のある人たちが毎週登場します。


 
 
▼ 『バリバラ』 番組本編オープニング映像

 
“これまでの伝統的な福祉番組のスタイルを刷新し、社会が障害者に抱いている既成イメージを変えていくこと。障害者独特のテンポ感や、ライフスタイルに着目し、それをリブランディングしていくこと。” 
こういった番組の目的やディレクターの思いを受けて、『バリバラ』のクリエイティブは制作されました。障害をモチーフにしたインパクトのあるビジュアルの数々は、障害を持つことで研ぎ澄まされた、個性・感性・才能を表現しています。障害をチャームポイントに変えていくこと、逃げずにそこにフォーカスすることで、バリアフリーな番組としての取り組みを視覚化したいと考えたからです。「こんなことしていいの?」「笑っていいの?」と、視聴者の中に「 !? 」を投げかけることで、障害者に対する心理的なバリアを取り払い、社会が障害者に抱いている既成イメージを変えていく、それこそが『バリバラ』のビジュアル表現が目指すものです。

 
 
▼ 『バリバラ』 クラッチ映像(番組宣伝用映像)

 
次回のブログにて、ロゴ(トライバルタトゥーをモチーフにした“トライバルロゴ” )についてや、ポスターや番組サイトにも使用しているメインビジュアルの画面構成(構成主義をベースにした表現)、キャラクターデザイン(それぞれに障害を持つ3キャラ)、サイトデザイン(ユニバーサルデザイン)、障害者のリブランディングについてなど、詳しくご紹介したいと思います。

 
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お話をいただいてから様々な話を聞き、下調べを行い、制作しながら感じたことですが、一番は障害者に「慣れる」のが大切なことではと思っています。だからテレビは非常に有効だし、作る側が今の世間の基準にあわせて遠慮してはダメ。結果、意識的にリミッターはずしながら制作をおこないました。障害を持った方は、見た目は少し違う風に見える場合もありますが、中身はもちろん同じ、もしくは健常者よりは人間的にこなれている人が多いのです。障害もすごく多種多様で、ひとくくりに話すには無理がありますが、かわいそうとか、特別という言う感覚はこころに壁があることの証明みたいなものなので、「真面目」で「頑張る」「可哀そう」といった障害者イメージがこの番組によって変わっていくことを期待して、今後も制作を続けていきたいと思います。(姉川)
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『バリバラ』番組本編は、Eテレ[毎週金曜、21:00~21:29]、または再放送[毎週水曜、24:30~24:59]でお楽しみください。
Twitter 「@nhk_baribara」 からは番組の最新情報や取材エピソードなどもチェックできます。

 


新生活にはコレNIGHT ラップでプラス★エブリプラス

2012/04/16  Category: works,web,entertainment

三井住友VISAカードが発行しているリボ払い専用のクレジットカード「三井住友VISAカード エブリプラス」の学生や新社会人に向けたプロモーションサイト「新生活にはコレがNIGHT~ラップでプラス★エブリプラス~」。カニカピラでは、キャラクターやサイトのデザインを手がけました。

 

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「三井住友VISAカード エブリプラス」は、通常よりもポイントが3倍貯まる年会費永年無料の人気のクレジットカードです。「新生活にはコレがNIGHT~ラップでプラス★エブリプラス~」のサイトでは、エブリプラスを活用した、賢くお得なカードライフを音楽ゲームでPR。都会で新生活を始めた主人公(エブリボーイ)の、エブリプラスでカードデビューした日常の出来事が、軽快なラップでつづられていきます。

 

音楽ゲームは「一人暮らし編」と「合コン編」の2ステージ。遊び方は、画面上部から降りてくるボタンを、音に合わせてクリックするだけなので、誰でも簡単に楽しむことができます。ゲーム中はボタンのクリックごとにタイミングの良さが判定され、「COOL! 」「TOO EARLY! 」などのコメントが表示されます。ゲームの途中でラップのフレーズを選択するパートに切り替わった際は、プレイヤーが自分の好きなフレーズをクリック。ゲーム中に選んだ歌詞でオリジナルのラップが完成、プレイ後にはTwitterやfacebookに投稿することもできます。

 

今回はデザインアイデアの段階から、思いきって振り切れたキャラクターたちを提案した結果、エブリボーイやエブリマンをはじめとする、お茶目で個性的なキャラクターたちが誕生しました。彼らを軸に親しみやすくポップなデザインに仕上げ、楽しいリズムゲームの世界観を演出しています。ボタンをクリックするタイミングによって、画面上のキャラクターの表情や動き、各ステージの締めくくりとなるラップが変化しますので、リズムを上手くとりながら、ノリノリで遊んでみてください。

 

 

 


カニカピラが大切にする クリエイティブ3工程

ヒアリングした想いや要望を整理します。
市場のデザイン調査などもふまえて、整理の過程での発見を共有し、クリエイティブの土台をつくります。

共通認識をベースに、最適な表現を考えます。
ユーザーの共感と関心を得るために絞り込んだコンセプトにそった形で、独自性あるクリエイティブ表現を行います。

ユーザーの感情や気持ちにどういった方法で響かせるのかを計画し、演出します。
つくったものを、作り手の気持ちごと伝える、とても大切な工程だと思っています。

という3つの工程がふめて、はじめて質の高いクリエイティブがリリースできると考えています。

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