iCOLOCOLO

2013/06/06  Category: works,design

文具メーカーキングジムの新商品、タッチパネルクリーナー 「iコロコロ」 の雑誌広告を制作しました。
<「monoマガジン」2013年3/16号、「Goods Press」2013年4月号他>

 

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「iコロコロ」 は、構想から2年をかけて、粘着シートの “コロコロ” でおなじみのニトムズとキングジムが共同開発したタブレットクリーナーで、ノリの中に油を吸い込む粘着剤を新たに開発するなど力の入った商品です。
打ち合せを重ねる内に、ただ機能性をうたうのではなく、おもしろそうだから買ってみよう!と30代~40代のターゲットユーザーに思ってもらえるようなアプローチを考えてみることになりました。タブレットについた皮脂を根こそぎ吸着除去するという、機能性の高い商品特性を活かしながら、見た目が小さなコロコロのようでユニークであることなど、分かりやすく伝わりやすい要素を使って、印象に残る広告表現を検討しました。

 

提案段階では、以下の5種類のビジュアルを用意。

 [1] くすんだ景色すっきり晴れやか -くぐもった夜景が、iコロコロで一気に晴れやかになる様子を描いた案-
 [2] 嫌われ皮脂汚れに今すぐコロコロしよう -ベタベタのタブレットを渡されて、OLさんが嫌そうな顔をしている案-
 [3] 持てない・持ちたくない、誰かのタブレット -タブレットにハエがたかっているような、過剰にひどいビジュアル案-
 [4] 恐怖、皮脂汚れとれすぎて怖い -パンダの模様がとれて、凶暴なパンダの素顔が見えてしまっている案-
 [5] とってもクリア -黒熊がシロクマに、iコロコロで変わってしまっている案-

 

最終的に[4]案をベースにブラッシュアップを行って、 “iコロコロでパンダの模様はとれません” と広告に注意事項を付け、ジョーク商品のような気になる雑誌広告が完成しました。

 

人の皮脂は千差万別で粘着剤の開発は大変だったと聞きます。キングジムさんの強い商品性と企画力が発揮された「iコロコロ」 は、今年のヒット商品としても注目されています。

 

 


カニカピラが大切にする クリエイティブ3工程

ヒアリングした想いや要望を整理します。
市場のデザイン調査などもふまえて、整理の過程での発見を共有し、クリエイティブの土台をつくります。

共通認識をベースに、最適な表現を考えます。
ユーザーの共感と関心を得るために絞り込んだコンセプトにそった形で、独自性あるクリエイティブ表現を行います。

ユーザーの感情や気持ちにどういった方法で響かせるのかを計画し、演出します。
つくったものを、作り手の気持ちごと伝える、とても大切な工程だと思っています。

という3つの工程がふめて、はじめて質の高いクリエイティブがリリースできると考えています。

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